いつでも戦場にいる心構えで事をなせという心得を示す語」平和な日本で余り関係ない言葉かもしれない。不必要な闘争や競争はいらない。無益な戦いも必要ない。競技として確立されたスポーツにおいても一見すれば無縁の言葉でしかない。
しかし世界を相手に戦おうとするのであれば、この言葉は覚えておくべきだろう。最近、、、、
選手の姿勢が悪い。
立って歩く姿が弱々しい。
覇気がない。
視線が定まらない。
背中が丸まっている。
首が前のめりになっている。
挨拶に締りがない。
声が小さい。
言葉に心が入っていない。一般選手の話ではない。
オリンピックを目指そうかというトップレベルの日本選手の話だ。
泳ぐときに何を気にする?
走るときに何を気にする?
もちろんバイクに乗るときも。
指導者から「正しいフォーム」「正しい姿勢」を教えられていると思う。外面ばかりでなく「正しい心」を教えている指導者もいるだろう。
だが、日常生活において正しい姿勢ができない選手が、どうして練習やレースの時に正しい姿勢で走れるのだろうか。
日常生活において真っ直ぐ立つことのできない選手が、どうして心拍数が180を超えるような極限状態で真っ直ぐな姿勢を保つことができるのだろうか。普段できていないことが、本番だからできる、などということは有り得ない。普段から練習している、できるように意識しているからこそ無意識でもできるようになる。更に付け加えれば、身体が正しくなければ心も正しくはならない。心が正しくなければ身体も正しくならない。正しい姿勢。正しいフォームを身につけたいのであれば、日常生活から「正しく立ち」「正しく座り」「正しい姿勢で食事を取り」「正しい挨拶をする」。これぐらいのことはできて当然ではなかろうか。そこには「正しい心」が必要だ。
そういった日常生活をしてゆくからこそ、苦しい場面でもフォームを崩さず、乱さず、最後まで踏ん張り切れるのではないか。これらは指導者に対しても言えることだ。指導するコーチがだらしない、しっかり言葉を伝えられない、選手に対する責任感が持てない、選手が頑張る姿をしっかり見ていない。
時として、だらしなく椅子に座ったまた指導している者や、だらしない服装をして指導をしている者を見る。そんな「心」のない指導をしている人間に教えられる選手は可哀そうで仕方ない。
そんなレベルの者に育てられた選手が「まとも」になるとは思えない。選手にも指導者にも、正しい姿勢、正しい心をもって日々を過ごすよう努力してほしい。
だからこそ選手にも指導者にも日々精進が求められる。これぞ常在戦場の心得。かく言う私も邪念だらけ。だからこそ空手を通じてトライアスロンに行かせる道を模索している。
しかし世界を相手に戦おうとするのであれば、この言葉は覚えておくべきだろう。最近、、、、
選手の姿勢が悪い。
立って歩く姿が弱々しい。
覇気がない。
視線が定まらない。
背中が丸まっている。
首が前のめりになっている。
挨拶に締りがない。
声が小さい。
言葉に心が入っていない。一般選手の話ではない。
オリンピックを目指そうかというトップレベルの日本選手の話だ。
泳ぐときに何を気にする?
走るときに何を気にする?
もちろんバイクに乗るときも。
指導者から「正しいフォーム」「正しい姿勢」を教えられていると思う。外面ばかりでなく「正しい心」を教えている指導者もいるだろう。
だが、日常生活において正しい姿勢ができない選手が、どうして練習やレースの時に正しい姿勢で走れるのだろうか。
日常生活において真っ直ぐ立つことのできない選手が、どうして心拍数が180を超えるような極限状態で真っ直ぐな姿勢を保つことができるのだろうか。普段できていないことが、本番だからできる、などということは有り得ない。普段から練習している、できるように意識しているからこそ無意識でもできるようになる。更に付け加えれば、身体が正しくなければ心も正しくはならない。心が正しくなければ身体も正しくならない。正しい姿勢。正しいフォームを身につけたいのであれば、日常生活から「正しく立ち」「正しく座り」「正しい姿勢で食事を取り」「正しい挨拶をする」。これぐらいのことはできて当然ではなかろうか。そこには「正しい心」が必要だ。
そういった日常生活をしてゆくからこそ、苦しい場面でもフォームを崩さず、乱さず、最後まで踏ん張り切れるのではないか。これらは指導者に対しても言えることだ。指導するコーチがだらしない、しっかり言葉を伝えられない、選手に対する責任感が持てない、選手が頑張る姿をしっかり見ていない。
時として、だらしなく椅子に座ったまた指導している者や、だらしない服装をして指導をしている者を見る。そんな「心」のない指導をしている人間に教えられる選手は可哀そうで仕方ない。
そんなレベルの者に育てられた選手が「まとも」になるとは思えない。選手にも指導者にも、正しい姿勢、正しい心をもって日々を過ごすよう努力してほしい。
だからこそ選手にも指導者にも日々精進が求められる。これぞ常在戦場の心得。かく言う私も邪念だらけ。だからこそ空手を通じてトライアスロンに行かせる道を模索している。
暴風雨などの外的な要因に左右されることなく結果を残せること。これも普段のトレーニングにおける心の持ち方
で可能になる。暴風雨の幕張大会で実力を見せた「チーム・ゴーヤ」の知花果林、田中敬子、平出美雨。
1ヶ月後に迫ったWCS横浜大会。着々と準備が進んでいる。チームケンズの飯島監督、井出樹里、足立真梨子と大会事務局との会食。場所はもちろん中華街。出場できない選手も是非、見に来てほしい。
8月2日、NHKテレビ・スポーツ教室でトライアスロンが初放映。
講師のしゃべりはイマイチだが、内容はバッチリ自信作。長良川ジュニア選手権と同じ日の放映だが、こちらも是非見てほしい。(NHK教育、14:30~15:00)
何気に・・・こっそりANECANデビュー。
100%種類の違う雑誌でも記事にしてもらえるような男子選手の出現を求める。
中山俊行プロフィール
中山俊行(なかやま としゆき)
1962年生まれ
日本にトライアスロンが初めて紹介された18歳のときトライアスロンを始める。
日本人プロ第1号として、引退までの間、長年に渡りトップ選手として活躍。
引退後も全日本ナショナルチーム監督、チームNTT監督を歴任するなど、日本の
トライアスロン界をその黎明期からリードし続けてきた「ミスタート ライアス
ロン」。
【主な戦績など】
第1回、第2回 宮古島トライアスロン優勝
第1回、第2回 天草国際トライアスロン優勝
1989年から8年連続ITU世界選手権日本代表
アイアンマン世界選手権(ハワイ・コナ)最高順位17位(日本歴代2位)
初代・全日本ナショナルチーム監督
元・チームNTT監督
元・明治大学体育会自転車部監督