また、参加費も複数戦エントリーや早期エントリーなどの割引制度があり、シリーズ戦のポイントランキング制度では、高スコアな選手には、豪華なプレゼントが用意されている。
休暇を取らなくてもいいのも人気の理由だ。 週末金曜の夜に竹芝桟橋か横浜港(伊豆下田からはあぜりあ丸)でフェリーに乗船すれば、早朝に新島に着く。土曜日の午後がレーススタートだから宿でしっかりと朝ご飯を食べて一息つけるし、日曜日は温泉や観光を楽しみ、昼のフェリーで帰ることができる。忙しい人は、東京から超高速船で2時間20分、もしくは、新島=調布間を30分で結ぶ航空便を使うのも便利だ。
レース終了後は、島の特産品や豪華なオードブルがテーブルに一杯に並ぶアワードパーティが開催される。島の新鮮な魚介類が堪能しながらの表彰式だ。
今回のレース展開は、ベタなぎの海を第1グループの平野司選手が16分を切るタイムでスイムアップした。しかし、6分後の第4グループでスタートした篠崎友選手が他の追随を許さず、バイクトップでフィニッシュ。そのまま逃げ切り、自己記録最速の1時間58分18秒で4連覇をなしとげた。
2012のシリーズ戦は、第1戦の「新島トライアスロン」を皮切りに、6月9日(土)には第2戦「伊豆大島トライアスロン」、第3戦は7月7日に「新島オープンウォータ大会」が開催される。これまで式根島で開催されていたアクアスロンは、場所を移して9月1日(土)に第4戦となる「第1回神津島アクアスロン大会」となり、最終戦は11月3日(土)の「第1回式根島マラソン」となる。