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2012東京アイランドシリーズ 第21回「新島トライアスロン大会」

新島1
開催日 2012.05.19
天候 晴れ
気温/水温 気温:20.6℃ 水温:21℃ 東の風2.9m(11時現在)
参加者数 個人の部:379名 リレーの部:21チーム
レポート TRI-X特派員

 

昨年記念大会を迎え、21回大会となった本年度の「新島トライアスロン大会」は、エントリー開始後、すぐに募集定員に達し、個人の部が410名、リレー部門23チーム出場と過去類をみないエントリー数となった。リピート率が高く、エントリー数が多いのは、通常の総合男女別表彰の他に、年齢に応じたタイム制度やチーム戦など、モチベーションがあがる表彰があるからだろう。タイム制度は、年齢に応じてハンディキャップを与えるというもの。19歳から35歳はハンディキャップがなく、18歳以下は年齢が1歳減るごとに1分ずつ減算、36歳以上は年齢が1歳増えるごとに1分ずつ減算される仕組みになっている。

また、参加費も複数戦エントリーや早期エントリーなどの割引制度があり、シリーズ戦のポイントランキング制度では、高スコアな選手には、豪華なプレゼントが用意されている。

休暇を取らなくてもいいのも人気の理由だ。 週末金曜の夜に竹芝桟橋か横浜港(伊豆下田からはあぜりあ丸)でフェリーに乗船すれば、早朝に新島に着く。土曜日の午後がレーススタートだから宿でしっかりと朝ご飯を食べて一息つけるし、日曜日は温泉や観光を楽しみ、昼のフェリーで帰ることができる。忙しい人は、東京から超高速船で2時間20分、もしくは、新島=調布間を30分で結ぶ航空便を使うのも便利だ。

レース終了後は、島の特産品や豪華なオードブルがテーブルに一杯に並ぶアワードパーティが開催される。島の新鮮な魚介類が堪能しながらの表彰式だ。

今回のレース展開は、ベタなぎの海を第1グループの平野司選手が16分を切るタイムでスイムアップした。しかし、6分後の第4グループでスタートした篠崎友選手が他の追随を許さず、バイクトップでフィニッシュ。そのまま逃げ切り、自己記録最速の1時間58分18秒で4連覇をなしとげた。

2012のシリーズ戦は、第1戦の「新島トライアスロン」を皮切りに、6月9日(土)には第2戦「伊豆大島トライアスロン」、第3戦は7月7日に「新島オープンウォータ大会」が開催される。これまで式根島で開催されていたアクアスロンは、場所を移して9月1日(土)に第4戦となる「第1回神津島アクアスロン大会」となり、最終戦は11月3日(土)の「第1回式根島マラソン」となる。

 

 

 

新島2
海もベタなぎ、新島の自然をバックに最高のコンディションでレースが開催された。
新島3
4連覇の篠崎選手(モンスタートライアスロンクラブ)。ゴールでこのポーズ。
新島4
レース後のパーティーでは、青むろあじをすり身にした「たたき」や「あしたばの胡麻和え」、「くさや」などの郷土料理が並ぶ。
新島5
地元女性グループ「十二舞」による踊りが披露され、パーティーに花を添えていた。
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