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長崎は今日も雨~だった♪〜五島長崎国際トライアスロン大会レポ

1五島長崎
開催日 2013.06.23(日)
参加者数 Atype 634 / Btype 211 / Rtype 5組
距離 Atype 226.2km / Btype 154km / Rtype 226.2km
レポート・写真 清本 直

 

長崎は今日も雨~だった♪〜五島長崎国際トライアスロン大会レポ

毎年6月の下旬に開催される五島長崎国際トライアスロン大会。3年前まではアイアンマンジャパンだったこの大会はITUのロングディスタンスの世界選手権の国内予選レースとして一昨年生まれ変わった。
五島列島と聞くと、なんかとても遠いところのように感じるが、意外とアクセスが良い。
福岡空港と長崎空港から飛行機で40分足らずで着くからだ。筆者も金曜の15時25分羽田発便で福岡入り、18時30分には五島福江空港に降り立った。
いつもは視界不良で欠航が多い福岡〜五島福江も今回は台風4号が雲を吹き飛ばしてくれたおかげで良好。いつもとは反対に長崎〜五島間のジェットフォイルがこの日は全便欠航となってしまった。
さてと、五島福江ときたら、おいしいお酒と新鮮な魚と人情の町。高額な店は存在しないこの街でちょいとオシャレな小料理屋に入り、カウンターでご主人やおかみさんとおしゃべりしながら焼酎をいただく。あ〜、、、これこれ、楽しいのは・・・。という訳で金曜の夜は地域活性化に貢献、だいぶ飲みすぎてしまいました。心配されていた台風4号も土曜日中には本州の方に遠ざかり、久しぶりの『猛暑』の中の大会になるかと思いきや、、、、レース当日の朝はどんよりとした曇り空。気温も20度ちょっとで肌寒い。それでもスタート地点の冨江漁港はたくさんのアスリートの期待と興奮、ミッキー山本さんの高テンションのMCでかなりの盛り上がりを見せていました。
午前7時にAタイプが一斉スタート、8時10分にBタイプ、8時35分にBタイププロカテゴリーがスタートしていきました。アイアンマンディスタンスのトップで上がってきたのはオーストラリアのFuller Brian選手。IM時代にプロカテゴリーで出場したこともある強豪だ。3分差の2位で上がったのは神奈川在住のロシア人、コレソフ・アレクサンドル選手。まさに国際大会と呼ぶにふさわしい展開となった。しかし…このころから冷たい雨が降り出し、降ってはやんだり、3時間毎に気象条件が発表されるが気温は上がるどころかむしろ逆。結局この日は朝7時の22.2℃が最高気温という寒い1日となった。全カテゴリートップでフィニッシュに帰ってきたのはBタイプ、エイジから35分遅れでスタートしたプロ登録のモンスター篠崎友。激しいアップダウンの五島のバイクコースをAV39km/hで駆け抜けたというから驚きだ。エイジの秋葉選手以外をすべてバイク終了時までパス。快調なランでも序盤に秋葉選手を抜き去るとあとは完全一人旅。完璧なレース運びで嬉しい初優勝を飾った。2位にはランで追い上げを見せたイイダーマンこと飯田忠司。今年の宮古島の抽選漏れの悔しさをこのレースにぶつけたがバイクでつけられた差があまりにも大きかった。女子は2連覇中の宮崎康子と石井麻実とのマッチレースとなったが、こちらもランの後半で自力に勝る宮崎が引き離し3連覇を達成した。
Aタイプも結局Fuller Brianがスイムアップから他を全く寄せ付けずプロ選手の格の違いを見せつけ有償。昨年のチャンピオン、鈴鹿将樹は3時間6分のランラップをたたき出し2位に入った。

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kiyomoto_1s 清本 直 (TRI-Xプロデューサー ネオシステム株式会社代表取締役)
20代でトライアスロンに出会い、その魅力にとりつかれ、全財産を使い果たす。会社員をやめ、ネオシステム株式会社を設立。全国各地の計測業務に携わる。その後は20年間、トライアスロン大会の裏方を務めるも、2010年20年ぶりに宮古島で復活。あらためてこの競技の魅力を認識し、トライアスロンの普及と発展を強く願っている。

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