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第23回国営昭和記念公園トライアスロン大会

昭和記念公園1
開催日 2012.7.1
天候 くもり時々雨
気温/水温 気温:24.7℃ 水温:25.5℃
参加者数 メンズ:537名 レディス:102名 リレー:38チーム アクアスロン:71名
レポート・写真 うさみたかみつ(写真・レポート) 吉本拓也(写真)

 

デビュー戦に最適! 公園で家族と楽しむトライアスロン!

参加者824人のうち、ほぼ半数近がトライアスロンデビューというこの大会は、「メンズ」よりも「レディス」のほうが歴史が古い大会だ。また、営業前の流れるプールで泳ぎ、車両が入らない安全な公園内を走れるとあって、デビュー戦にはもってこい。私も今回、練習不足ながら参加してみた。最高気温は24℃で小雨まじりだったが、気持ちのいいレース日和だ。プールは入った瞬間、「冷たい」と思うが、すぐに慣れるくらい。12時に「レディストライアスロン」が応援の歓声とともにスタートした。男子と一緒のスタートは、ビギナーの女子にとっては少々怖いものがあるだろうが、これなら安心。またスイムは流れるプールだから、立っても腰くらいの水深だ。スイムが苦手でも落ち着いてスタートできる。

私は第3グループの119人のひとりとしてスイムスタートした。全体の中程でスタートするが、プールのコーナーに入ると人と人が重なってどっちが前かわからなくなり、思わず立ち上がってしまった。慌てたら立って休めばいいから、パニックにもならない。

スイムを終えると、トランジションからバイク乗車位置までは200mくらい走る。勢いよくバイクに乗ったものの、シューズがうまく履けず、結局バイクを降りて履くことに…。

周回しているバイクは、ママチャリやTTバイクまでと多種多様だった。初心者が多いせいか、選手同士の前輪と後輪が接触するなど危ないと思う場面もあったが、それはどこの大会でも同じだろう。

公園の中を走るランコースは気持ちがいい。今年もボランティアの女性が一人一人のナンバーを読みあげ、声を掛けてくれていた。自分を含め、多くの選手が元気を貰ったと思う。

自分は写真を撮りながらのレースだったが、十分楽しむことができた。

トライアスロンデビューした園田孝文さん(36歳)のコメント
「公園内のコースはフラットで初心者でも参加しやすいと聞き、参加を決めた。3種目を一度にできるのがとても面白かった!自分をどこまで追い込めるか楽しみたい」

 

 

 

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スイムは営業開始前の「レインボープール」。プールサイドには応援がいっぱい!
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人と当たっても慌てず立って前方確認。これも安心材料。
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バイクは公園内の外周道路。意外と小刻みのアップダウンがあって気を抜けない。
昭和記念公園5
バイクはクロスバイクでも可。試しにトライアスロンに出てみるにはいい大会だ。
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緑の濃い昭和記念公園は、走っていても本当に気持ちいい。 選手のお父さんを引っ張ってゴール!家族連れでも楽しめるのも魅力の一つ。
昭和記念公園10 昭和記念公園7
友達も誘って気軽に参加できる距離とロケーション。人気大会なのもわかる。 カメラマン・うさみさんも力走!撮る方がラク?!
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MCは元日本代表の松山アヤトさんとFM西東京の足立直美さん。今回も解説をまじえながら会場を盛り上げていた。 珍しい人を発見!落語家の橘家圓太郎さんがマーシャルで参戦。十数年の経験を持つベテラントライアスリートだ。
うさみ たかみつ (TAKA USAMI)
1976年生まれ。1995年開催の「波崎トライアスロン大会」より年間約10戦ペースでトライアスロンレースを取材。自転車・トレラン・水泳・水中などの撮影も得意とし、「XTERRA GUAM」は2007年から2010までの4年間、「XTERRA JAPAN」は2004年からオフィシャルカメラマンを務めている。2000年よりフリー、2006年より新聞社の契約カメラマンとして活躍中。

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