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第2回長良川ミドルトライアスロンinアクアフィールド102

長良川1
開催日 2012.05.20
天候 くもり
気温/水温 気温:23℃ 水温:22℃
参加者数 111名
レポート 清本 直

 

マイペースでミドルを完走!制限時間のない長良川大会

昨年産声を上げた「長良川ミドルトライアスロンinアクアフィールド102」が、今年も元気よく木曽三川公園・長良川サービスセンター内特設コースで開催された。開催地の長良川サービスセンターは、名古屋から車で30分程ほどの位置にあって便がよく、年間を通して多くのトライアスロン、デュアスロン大会が開催されているが、1周13kmの気持ちのよいバイクコースを使うのはこの大会だけだ。また、スイム1km×2周回、バイク13km×6周回、ラン5km×4周回、合計102kmのミドルディスタンスで行われるこの大会は、なんと制限時間が3種目とも無いという初心者にやさしい大会でもある。

当日の天候は薄曇り。暑くもなく、寒くもない、選手にとっては競技のし易い絶好のコンディションとなった。予定より7分遅れの午前8時7分、111名が一斉とも言えない程ゆっくりのスタートを切った。半分以上の選手は、あくまでこれから102kmを楽しむぞ!という雰囲気だ。

そんな中、スイムの1周目から飛び出したのが昨年の覇者・倉内誠司。倉内はスイム、バイク、ランの3種目すべてをラップ1位の快走をみせ、昨年の自身の記録を上回る3時間55分47秒で大会2連覇を飾った。

一方、スイムの最終タイムは2000mを1時間18分、最終ランナーの総合は7時間35分だった。すべてのスタッフ、ボランティアが気長に最後まで楽しむ選手たちを温かく見守って大会は無事終了した。

多くの選手たちからは、102kmのミドルディスタンスの本大会を6月のセントレア常滑やバラモンキング、そして徳之島など、中・長距離の大会のための調整として選んだという話が聞かれた。

会場となった長良川サービスセンターでは6月3日に51.5kmのオリンピックディスタンスのトライアスロン大会(兼東海ブロック選手権)が開催される。申し込み締め切りは今月の25日まで。エントリー費がトライアスロンにしては破格値の8000円、自転車のないアクアスロンも6000円で募集中だ。興味のある人はチャレンジしてみてはいかがだろう。

長良川2
ずらりと並んだバイク。よく見るとそのほとんどがロング向けの仕様だ。
長良川3
レースディレクター兼MCの水畑氏。JTU主催の大会の要。
長良川4
片道500mを往復2周回するスイムコース。波もなく泳ぎやすい。
長良川6 長良川5
2周目に向かう選手たち。一応飛び込み禁止と説明されていたが…。 ほとんどの選手がTTバイクだった。河川敷の追い風に乗って快走する選手たち。
長良川7 長良川8
松本華奈(島根)は、バイクの貯金を守り切って優勝。 大会2連覇の倉内誠司は、地元愛知の強豪でJTUエイジランキングチャンピオン。
清本 直 (TRI-Xプロデューサー ネオシステム株式会社代表取締役)
20代でトライアスロンに出会い、その魅力にとりつかれ、全財産を使い果たす。会社員をやめ、ネオシステム株式会社を設立。全国各地の計測業務に携わる。その後は20年間、トライアスロン大会の裏方を務めるも、2010年20年ぶりに宮古島で復活。あらためてこの競技の魅力を認識し、トライアスロンの普及と発展を強く願っている。
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