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	<title>TRI-X &#187; 佐藤優香</title>
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		<title>第80回コラム「視線は常に頂点」</title>
		<link>https://www.tri-x.jp/4478</link>
		<comments>https://www.tri-x.jp/4478#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 18 Aug 2010 07:50:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[tri-x_admin]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<category><![CDATA[トシ中山の「渾身の一撃」]]></category>
		<category><![CDATA[ユースオリンピック]]></category>
		<category><![CDATA[ロンドン五輪]]></category>
		<category><![CDATA[佐藤優香]]></category>
		<category><![CDATA[ＩＴＵ世界選手権]]></category>

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		<description><![CDATA[<img src="https://www.tri-x.jp/article/wp-content/uploads/2010/08/img_7600e38080tri-x1-100x100.jpg" border="0" alt="" class="fl bdr" />第１回ユースオリンピック「トライアスロン女子」佐藤優香選手が優勝。
日本トライアスロン・チームは本気で2年先、6年先の頂点を目指している。
]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="mainColumn">２０１０年、ＩＯＣがジュニア選手の教育と強化を目的としたユースオリンピックを初めて開催した。記念すべき第１回大会はシンガポールで開催。そして最初の決勝種目として「トライアスロン女子」が開会式翌日に行われた。結果は佐藤優香選手が優勝。この結果はメディアを通して世界各国に配信された。日本よりむしろ海外で評価されたかもしれない。この大会での優勝がどういう意味をもつことになるのか、当事者である佐藤本人はこれから知ることになるだろう。ユースオリンピックが開催される限り、佐藤優香の名前は「第１回優勝者」として残り続ける。だが既に佐藤の眼は、９月のＩＴＵ世界選手権シリーズ・グランドファイナル、そして２年後のロンドン五輪を向いている。<br />
ジュニア世界一と、オリンピック世界一とは大きな差があることを理解しているからだ。レース前から、「勝って当たり前」「勝つことしか意味がない」と監督から強烈なプレッシャーを掛けられていた。そして本人もその意味を理解し、金メダル獲得が当然という姿勢で臨んだ。<br />
それは既に、彼女とその指導者が、本当のオリンピックで戦うことを見越しているからだ。オリンピックでメダルを期待された選手にかかるプレッシャーは計り知れない。どれほど多くの選手がそのプレッシャーに耐えきれず本番で敗北していったか。<br />
それを知るからこそ、想像できるからこそ、このような厳しい環境を自ら作り上げ挑んでいったのだ。<br />
レース前の佐藤の緊張した表情は忘れられない。だが佐藤はその戦いに勝った。ライバル選手だけでなく自分自身にも勝ったのだ。</p>
<p>JTUとしてロンドン五輪の目標は「女子はメダル獲得」「男子は入賞」。これを本気で考えている選手、指導者だからこそ今回の目標が達成できた。<br />
前回も書いたが、その意味を理解できている指導者、選手は余りに少ない。「うちのチームの選手を出場させること」が目的となっていてしまっているからだ。</p>
<p>選手も指導者も頑張っていることは理解できる。だが頑張っても、実現できるレベルに達しなければ、その頑張りは一般世間では評価されない。これが現実だ。オリンピック・スポーツとは、チャンピオン・スポーツとはそういうものなのだ。<br />
「オリンピックは出場することに意味がある」と言われたのは、遠い昔。「メダルを狙えないならば参加する必要なし」と言われるのが今だ。<br />
オリンピックが始まるとメディアでは必ずメダルの個数を声高に報道する。メダル数が少なければＪＯＣも批判をされる。<br />
「参加することの意義」は認められていないのだ。税金を使って遠征し、日の丸を背負って戦う以上、これが宿命なのだ。</p>
<p>メダルを取ったとしてもＪＴＵ強化活動を批判する者は存在するだろう。だが本当にトライアスロンのためを思って批判をするのであればＪＴＵの活動へ協力してからにしてほしい。<br />
強化、普及、広報、メディカル、マーシャル、技術、マルチサポート。協力できる場所はいくらでもある。どんな形であれ自らが動き、トライアスロンに係ってからに批判をしてほしいものだ。ＪＴＵは純粋に協力してくれる者を否定しない。<br />
自分の利益のみを追求し、外から批判するだけで、自身は動きもせず、協力をしようともしないトライアスロン評論家は不必要だ。</p>
<p>トライアスリートが一体になってこそメダル獲得の可能性は増えてゆく。<br />
ロングもショートも関係なくトライアスリートであれば、オリンピックを目指すトライアスリートを応援してやってほしい。<br />
日本トライアスロン・チームは本気で2年先、6年先の頂点を目指しているのだ。</p>
<p><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/08/img_7600e38080tri-x1-300x2251.jpg"><img class=" size-full wp-image-21084 aligncenter" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/08/img_7600e38080tri-x1-300x2251.jpg" alt="img_7600e38080tri-x1-300x225" width="300" height="225" /></a></p>
<p>このメダルの輝きと重さは彼女の努力の賜物だ。<br />
ユースオリンピックという小さい世界かもしれないが「一番」であることは間違いない。ここから彼女の真価が問われることになる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="w_02">中山俊行プロフィール</h2>
<div class="bassui">
<p class="clearfix"><img src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/05/profile_toshiNakayama.jpg" alt="" /> <b>中山俊行（なかやま　としゆき）</b><br />
1962年生まれ<br />
日本にトライアスロンが初めて紹介された18歳のときトライアスロンを始める。<br />
日本人プロ第1号として、引退までの間、長年に渡りトップ選手として活躍。<br />
引退後も全日本ナショナルチーム監督、チームNTT監督を歴任するなど、日本の<br />
トライアスロン界をその黎明期からリードし続けてきた「ミスタート ライアス<br />
ロン」。</p>
<p>【主な戦績など】<br />
第1回、第2回　宮古島トライアスロン優勝<br />
第1回、第2回　天草国際トライアスロン優勝</p>
<p>1989年から8年連続ITU世界選手権日本代表<br />
アイアンマン世界選手権（ハワイ・コナ）最高順位17位（日本歴代2位）<br />
初代・全日本ナショナルチーム監督<br />
元・チームNTT監督<br />
元・明治大学体育会自転車部監督</p>
</div>
</div>
<p>/wp-content/uploads/2010/08/img_7606e38080tri-x-300&#215;225.jpg&#8221; alt=&#8221;(写真2)&#8221; title=&#8221;(写真2)&#8221; width=&#8221;300&#8243; height=&#8221;225&#8243; class=&#8221;size-medium wp-image-4484&#8243; /&gt;（写真２）<br />
男子代表・久保埜勇貴は世界の壁の前に敗れ去った。ここで挫けるか、世界への再挑戦を誓うか、久保埜自身が決めることだ。<br />
自分が受けた屈辱感は久保埜自身が払拭するしかない。リベンジできるチャンスが多くあるのはジュニアの特権だ。</p>
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		<title>第76回コラム「近くて遠い、短くて長い、それが勝負」</title>
		<link>https://www.tri-x.jp/3385</link>
		<comments>https://www.tri-x.jp/3385#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 31 Mar 2010 09:40:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[tri-x_admin]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[トシ中山の「渾身の一撃」]]></category>
		<category><![CDATA[オリンピック]]></category>
		<category><![CDATA[ロンドン]]></category>
		<category><![CDATA[佐藤優香]]></category>
		<category><![CDATA[土橋茜子]]></category>
		<category><![CDATA[山本奈央]]></category>
		<category><![CDATA[遠藤達樹]]></category>

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		<description><![CDATA[<img src="https://www.tri-x.jp/article/wp-content/uploads/2010/03/img_6593-tri-x2-100x100.jpg" border="0" alt="" class="fl bdr" />近くて遠い差、短くて長い距離。最後の運命を分けるのは選手自身の心だ。
]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="mainColumn">バンクーバー・オリンピック＆パラリンピックが幕を閉じた。次はロンドンに向けてスポーツ界は動き出す。<br />
さて残念なことに事業仕訳の対象となるなど日本におけるスポーツの地位は相変わらず低い。<br />
普段は全く関心を示さず、オリンピックのときだけ「弱いなー」「ダメじゃん」と言われてしまっては選手が浮かばれない。「日本にはスポーツという文化が無い」と多くの有識者が口にする。<br />
だが文化として認められるまで待っている訳にはいかない。<br />
選手にとっては、今この瞬間こそが最も大切なのだから。</p>
<p>改めて感じること。１位と２位とのはざまにある地上と天空のような大きな空間。<br />
３位と４位との間にあるエベレスト山頂と麓ぐらいの大きな差。<br />
８位と９位との間にある富士山頂と湘南ビーチぐらいの大きな違い。</p>
<p>ときどき勝利の女神は気まぐれに微笑むけれど、基本的に勝つべき選手は決まっている。<br />
その優勝候補と呼ばれる選手の中から最も勇気ある選手が勝利を勝ち取っている。そう、勝敗を分ける要素の一つは勇気だ。</p>
<p>優勝候補と呼ばれた選手が必死になって戦う。入賞候補と目されている選手が一瞬のチャンスをモノにしようと牙を研いでいる。現実問題「自分のベストを尽くします」と言って勝てる選手はごく僅か。圧倒的な差をもっている選手だけが、それを可能にする。本命と目されている選手であっても「挑戦」「必死の冒険」「限界を超える戦い」というリスクを冒してメダルを取りにゆく。４年間積み上げたトレーニングの集大成。その全てを出し切り、本番で更なる力を発揮するためには「勇気」が必要なのだ。</p>
<p>そして次に求められるものが「運」。確かにこれは不確定な要素。<br />
だが、この「運」を呼び寄せることも必要となってくる。これは人間の力ではどうしようもない。清く正しく生きていても恵まれない場合もある。<br />
悪人であっても運に恵まれることもある。だが確率の問題として、どちらに「運」は味方するだろうか。どちらに「運」は寄ってくるだろうか。我々は可能性を高めるためであれば、あらゆることをしなければならない。「運」を呼び寄せるなど非科学極まりない。</p>
<p>しかし、それすらもメダルを獲得するのに必要なことであれば、そのための努力もしなければならないのだ。感謝の気持ち、謙虚な気持ちがなぜ必要なのか。考えれば判るはずだ。</p>
<p>そして「生きざま」。タイム競技においては０．１秒に満たない差で決まったレースが何回あっただろうか。<br />
その瞬間に、順位を分けた理由は何であろう。実力の差ではない。普段の過ごし方、考え方、競技に賭ける想いが、その瞬間の勝敗を決める。<br />
まさに、その選手の生きざまが、あの瞬間に順位となって表れるのだ。レースでは、タイムが同じでも順位は分かれる。非情にして最も判り易い決着がつくのだ。</p>
<p>オリンピックとは超人同士の争い。どの選手も自身の国では超人と恐れられていた選手ばかりだ。その超人たちが死に物狂いで目指すのがオリンピックのメダル。数字にすれば本当に僅かな差でしかない。だが僅かに見えるその差が実は途方もなく大きく、途方もなく遠いことを理解しているだろうか。そのことを理解できない選手は勝利を握ることはできない。<br />
近くて遠い差、短くて長い距離。最後の運命を分けるのは選手自身の心だ。</p>
<div id="attachment_3387" style="width: 310px" class="wp-caption alignright"><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/03/img_6522-tri-x.jpg"><img class="size-medium wp-image-3387" title="img_6522-tri-x" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/03/img_6522-tri-x-300x225.jpg" alt="（写真１）" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">（写真１）</p></div>
<p>（写真１）東京都の認定記録会。男子４００ｍはすでに３分の世界に入っている。遠藤達樹が認定記録会で３分５９秒を出す（写真・右）。田山は４分１１秒（写真・左）。このタイムが世界で戦うための標準的なタイムだ。</p>
<div id="attachment_3392" style="width: 310px" class="wp-caption alignright"><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/03/img_6593-tri-x2.jpg"><img class="size-medium wp-image-3392" title="img_6593-tri-x2" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/03/img_6593-tri-x2-300x225.jpg" alt="（写真２）" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">（写真２）</p></div>
<p>（写真２）女子の若手選手も躍進著しい。５０００ｍを１７分３０秒で当たり前のように走る。世界選手権シリーズへの出場を望むならば最低このタイムが求められる。左から、山本奈央（U23）、佐藤優香（ジュニア）、土橋茜子。</p>
<h2 class="w_02">中山俊行プロフィール</h2>
<div class="bassui">
<p class="clearfix"><img src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/05/profile_toshiNakayama.jpg" alt="" /> <b>中山俊行（なかやま　としゆき）</b><br />
1962年生まれ<br />
日本にトライアスロンが初めて紹介された18歳のときトライアスロンを始める。<br />
日本人プロ第1号として、引退までの間、長年に渡りトップ選手として活躍。<br />
引退後も全日本ナショナルチーム監督、チームNTT監督を歴任するなど、日本の<br />
トライアスロン界をその黎明期からリードし続けてきた「ミスタート ライアス<br />
ロン」。</p>
<p>【主な戦績など】<br />
第1回、第2回　宮古島トライアスロン優勝<br />
第1回、第2回　天草国際トライアスロン優勝</p>
<p>1989年から8年連続ITU世界選手権日本代表<br />
アイアンマン世界選手権（ハワイ・コナ）最高順位17位（日本歴代2位）<br />
初代・全日本ナショナルチーム監督<br />
元・チームNTT監督<br />
元・明治大学体育会自転車部監督</p>
</div>
</div>
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		<title>第72回コラム「激烈！！日本選手権女子」</title>
		<link>https://www.tri-x.jp/2509</link>
		<comments>https://www.tri-x.jp/2509#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 21 Oct 2009 07:56:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[tri-x_admin]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[トシ中山の「渾身の一撃」]]></category>
		<category><![CDATA[オリンピック]]></category>
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		<category><![CDATA[崎本智子　土橋茜子]]></category>
		<category><![CDATA[庭田、上田、足立]]></category>
		<category><![CDATA[日本選手権女子]]></category>

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		<description><![CDATA[<img src="https://www.tri-x.jp/article/wp-content/uploads/2009/10/1-img_6113e38080tri-x74-100x100.jpg" border="0" alt="" class="fl bdr" />スタートからフィニッシュまで目が離せない戦いだった。そしてフィニッシュするまで誰が優勝するか判らない展開。世界と同じ「１秒」を争う戦い。フィニッシュするまで全く気が抜けない緊張感ある戦い。このような戦いの積み重ねが選手を「世界」へと導いてくれる。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="mainColumn">やっとここまで来た。。。。正直な感想だった。１０月１８日の日本選手権女子レースは、世界で戦える可能性を見せてくれた内容となった。<br />
スイムは井出樹里を含め、庭田、上田、足立のナショナルチーム４名が第２集団で同時にフィニッシュ。その前を行くのは新鋭、崎本智子、土橋茜子、高校生の佐藤優香、そして中島千恵、高木美里の第１集団。新鋭たちが歴代王者たちを先行する。<br />
優勝候補の固まった第２集団はライバルを横目で見ながらも、それを許さず追い上げる。そして吸収。<br />
バイク・スタート時から井出、庭田、上田の３選手が揃うことは初めてかもしれない。<br />
３選手の実力を知るだけに誰もがこの戦いに期待した。</p>
<p>バイクでは、実力で勝る庭田、上田が攻撃的に走るが、逃げは決まらない。<br />
１５名の集団のままランへ。ここで見せ場を作ったのは崎本智子。明らかに実力差のある４選手に食らいつく。経験値も少ない中、思い切りの良さが光る。<br />
その後ろでも新鋭、土橋茜子と佐藤優香、復活を掛けた高木美里と田中敬子が熾烈な順位争いを演じた。ナショナルチーム復活を掛ける選手と、新たな時代を切り開く選手の争いも観応えがある。</p>
<p>結果は「優勝以外は敗北」と心の底から断言する井出が言葉通り優勝。どれだけの選手がこの言葉を本気で口にしているだろうか。その気迫は素晴らしい。</p>
<p>２位争いは上田と足立の一騎打ち。ロンドン、横浜と燃え尽きることができなかった足立がキレを見せた。上田は敗れたものの十分に余力があり、そのタフさを証明してくれた。庭田、崎本も十分な実力を発揮したといえる。</p>
<p>後方の争いはトライアスロンのトレーニングを本格的に始めてわずか１年の土橋が、気合いのアスリート・高木美里を振り切った。そして年齢制限のために今年５１．５ｋｍのレースに出場できなかった佐藤が意地を見せて８位入賞をした。</p>
<p>スタートからフィニッシュまで目が離せない戦いだった。そしてフィニッシュするまで誰が優勝するか判らない展開。世界と同じ「１秒」を争う戦い。フィニッシュするまで全く気が抜けない緊張感ある戦い。このような戦いの積み重ねが選手を「世界」へと導いてくれる。</p>
<p>一方、男子もテレビ的には、なかなか面白い展開になった。<br />
田山、山本、細田、平野がスイムから先行し第１集団で逃げる。ナショナルチーム３名が先頭集団に入ったことでツマラナイ戦いになるかと思いきや、福井、山本（淳）、杉本、疋田のベテラン勢＋新人・工藤が追う。人数的には同等であるが、どちらの集団にもバイクで走れない選手がいるためにペースが思うように上がらない。第２集団は追撃態勢に入るため、走れない選手を切り捨てる。<br />
前を行く第１集団では田山と山本の仕掛けに引っ掛かり細田と平野が離される。<br />
ところが第２集団は、第１集団から落ちてきた細田がメンバーに加わったことでパワーアップし最大５６秒に広がった差をフィニッシュ時には２８秒差にまで詰め寄った。<br />
だがランに入ると田山が圧巻の走りを見せた。日本選手権５度の優勝を誇る田山は山本も全く相手にしない。今年好調だった山本を１ｋｍで振り切り、レースは決着。その山本もアジア選手権２連覇の意地を見せ細田を全く寄せ付けない。ナショナルチーム入りした細田もナショナルチームの意地を見せ杉本の追撃から逃げ切る。<br />
５位に下村幸平、８位に椿とニューパワーも存在してはいるが明らかにレベルが違っている。早く戦列に加わってくれることを期待する。</p>
<p>本音を言えば、スイムが終了した時点で上位３人の結果が見えてしまっていた。どんでん返しは何も起こらなかった。その３人の中にも明確な実力差が存在する。<br />
男子は選手層の薄さが今年も大きく見えてしまった。</p>
<p>地域選抜の選手は除くとしても、指導者である中込英夫（２１位・４２歳）よりも遅い強化指定選手は何なのだろう。顔を洗って出直してこい！高校生が入賞しているのに大学生がトップ１０にも入ってこないのはなぜだろう。インカレ王者は男女とも２０位台。いいかげん大学生同士の低レベル争いから脱出しろ！</p>
<p>「オリンピック」は、「世界」は、自分の立つ舞台か、テレビ画面の向こうの世界か。決めるのは自分自身だ。</p>
<div id="attachment_2513" style="width: 310px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2009/10/1-img_6113e38080tri-x74.jpg"><img class="size-medium wp-image-2513" title="1-img_6113e38080tri-x74" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2009/10/1-img_6113e38080tri-x74-300x225.jpg" alt="（写真１）日本選手権女子レース" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">（写真１）日本選手権女子レース</p></div>
<p>（写真１）女の争いは、美しく、そしてシビアだ。観ている者を熱くする。</p>
<div id="attachment_2516" style="width: 310px" class="wp-caption alignright"><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2009/10/2-img_6127.jpg"><img class="size-medium wp-image-2516" title="（写真２）崎本智子 選手" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2009/10/2-img_6127-300x225.jpg" alt="（写真２）崎本智子 選手" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">（写真２）崎本智子 選手</p></div>
<p>（写真２）<br />
想像を超えた活躍を見せてくれた崎本智子。<br />
２００９年アジア選手権・王者の実力を遺憾なく見せてくれた。</p>
<div id="attachment_2527" style="width: 310px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2009/10/4-img_6039e38080tri-x741.jpg"><img class="size-medium wp-image-2527" title="（写真３）若き期待の新鋭たち" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2009/10/4-img_6039e38080tri-x741-300x225.jpg" alt="（写真３）若き期待の新鋭たち" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">（写真３）若き期待の新鋭たち</p></div>
<p>（写真3）<br />
若き期待の新鋭たち。左から山本奈央（１３位・１８歳）、土橋茜子（６位・２３歳）、佐藤優香（８位・１７歳）。<br />
チームケンズが１０位までの中に５人を送り込む（１位、２位、６位、８位、１０位）。ライバルチームの出現も待ちたい。</p>
<div id="attachment_2529" style="width: 310px" class="wp-caption alignright"><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2009/10/3-93_largee38080tri-x741.jpg"><img class="size-medium wp-image-2529" title="（写真4）下村幸平 選手" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2009/10/3-93_largee38080tri-x741-300x199.jpg" alt="（写真4）下村幸平 選手" width="300" height="199" /></a><p class="wp-caption-text">（写真4）下村幸平 選手</p></div>
<p>（写真４）<br />
「寝てるヒマがあったら早くトップへの階段を駆け上がってこい！！」<br />
５位に入賞した下村幸平。来年が彼にとっては本当の勝負の１年となるだろう。（写真提供：Tomoko Cathy Oda）</p>
<h2 class="w_02">中山俊行プロフィール</h2>
<div class="bassui">
<p class="clearfix"><img src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/05/profile_toshiNakayama.jpg" alt="" /> <b>中山俊行（なかやま　としゆき）</b><br />
1962年生まれ<br />
日本にトライアスロンが初めて紹介された18歳のときトライアスロンを始める。<br />
日本人プロ第1号として、引退までの間、長年に渡りトップ選手として活躍。<br />
引退後も全日本ナショナルチーム監督、チームNTT監督を歴任するなど、日本の<br />
トライアスロン界をその黎明期からリードし続けてきた「ミスタート ライアス<br />
ロン」。</p>
<p>【主な戦績など】<br />
第1回、第2回　宮古島トライアスロン優勝<br />
第1回、第2回　天草国際トライアスロン優勝</p>
<p>1989年から8年連続ITU世界選手権日本代表<br />
アイアンマン世界選手権（ハワイ・コナ）最高順位17位（日本歴代2位）<br />
初代・全日本ナショナルチーム監督<br />
元・チームNTT監督<br />
元・明治大学体育会自転車部監督</p>
</div>
</div>
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