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	<title>TRI-X &#187; ロンドン</title>
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		<title>第81回コラム「ジュニア強化の理念」</title>
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		<comments>https://www.tri-x.jp/4774#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 04 Oct 2010 09:08:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[tri-x_admin]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[トシ中山の「渾身の一撃」]]></category>
		<category><![CDATA[アジア選手権]]></category>
		<category><![CDATA[オリンピック強化]]></category>
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		<category><![CDATA[飯島健二郎]]></category>

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		<description><![CDATA[<img src="https://www.tri-x.jp/article/wp-content/uploads/2010/10/img_7299-tri-x1-100x100.jpg" border="0" alt="" class="fl bdr" />選手強化に直接かかわる活動、選手強化、タレント発掘、選手育成、ジュニア育成、指導者強化、指導者育成、など様々な活動をスタートしている。]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="mainColumn">選手強化に直接かかわる活動、選手強化、タレント発掘、選手育成、ジュニア育成、指導者強化、指導者育成、など様々な活動をスタートしている。しかし絶対的な人間数が足りていない。だが時間は待ってくれない。限られたメンバーでスタートし、それぞれが目標に向かって動き続けている。２０１０年から日本トライアスロン連合はオリンピック強化をメインとした強化体制を作りロンドンに向けて全力疾走を始めた。ナショナルチーム監督として飯島健二郎を配置し、全体をマネージメントする山根英紀、そして私がジュニアおよびＵ２３の監督としてチームは構成されている。基本的な選手強化はそれぞれの所属先コーチが指導する現状は変わらない。だが一般強化とオリンピック強化では求めるものが違ってくる。そして場合によっては非情な決断をし、無情な判断をしなければならない。一体、どこに向かって走ってゆくのか。その方向性を定めてゆくことが最も大切な役割なのだ。当然、責任は重い。</p>
<p>２００８年にＪＴＵ強化理念として『私たちは、トップアスリートだけを目指すのではなく、一人の人間として誰からも尊敬される真のエリートを目指す』と掲げた。ほとんどのトライアスリートは知らないかもしれない。表面的な強さばかりを求めて根本的な強さを求めていない選手、指導者への呼びかけを意味している。</p>
<p>そして今年、Ｕ２３＆ジュニア監督となった私は次の理念を掲げた。<br />
『我々はトライアスロンを通して健全なる身体と強固なる精神を養い、未来のリーダーとなれるよう取り組んでゆくものとする』<br />
１）感謝の気持ちと、謙虚な気持ちをもって生活をする。<br />
２）レースでは常に正々堂々と戦う。<br />
３）レース以外でも他選手の見本となり尊敬されるような言動を取る。<br />
４）心と身体に真の強さを身につける。</p>
<p>選手強化とは関係ない、と思う選手もいるだろう。こんな言葉よりも技術的向上を求める者もいるだろう。だが、この言葉の意味が理解できない選手は日本代表にはなれても世界で勝つことはできない。心の育っていない選手は、最後の場面で必ず折れるからだ。</p>
<p>２０１０年アジア選手権。違反行為をする他国の選手に腹を立てながらも正々堂々と勝負をしたジュニア選手がいた。コースミスをしたが他人の責任とせず、自分を戒め最後まで戦い続けた選手がいた。今、その瞬間だけの結果ではなく、将来を見据え、「日本選手」として誇りを持った戦いをジュニア選手がしたのだ。それは、その選手を育てた指導者の功績でもある。その選手達は将来きっと更なる飛躍を遂げてくれるだろう。</p>
<p>今までも指導者のレベルについて話をしたが、選手の「心」を育てる指導者が増えていることは本当に喜ばしいことだ。ジュニアは指導者の背中を見て育つ。</p>
<div id="attachment_4788" style="width: 310px" class="wp-caption alignright"><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/10/img_7299-tri-x1.jpg"><img class="size-medium wp-image-4788" title="img_7299-tri-x1" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/10/img_7299-tri-x1-300x225.jpg" alt="（写真1）日本ジュニア選手権にて" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">（写真1）日本ジュニア選手権にて</p></div>
<p>（写真１）日本ジュニア選手権での一コマ。<br />
自身のレースが終了したのちにレース会場でゴミ拾いをする選手達。ルールすら守れないトップ選手や、物事の本質を見抜けない大人にこの姿を見せてやりたい。左から、土井、生田目、古谷、久保埜、椿、阿部。写真には映っていないが細田と、ジュニアエリートと呼ばれる選手が自ら実行している。八尾、村上コンビが育てた選手達が多い。</p>
<div id="attachment_4792" style="width: 310px" class="wp-caption alignright"><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/10/img_7310-tri-x1.jpg"><img class="size-medium wp-image-4792" title="（写真2）長良川ジュニア選手権にて" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/10/img_7310-tri-x1-300x225.jpg" alt="（写真2）" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">（写真2）長良川ジュニア選手権にて</p></div>
<p>（写真２）長良川ジュニア選手権の一コマ。<br />
小原工と、彼が指導するチームエフォーツの選手達。選手の間から謙虚に顔を覗かせるのが小原。礼節を重んじ、本当の意味で日の丸を背負い戦った彼の育てた選手がどこまで成長するか楽しみだ。</p>
<h2 class="w_02">中山俊行プロフィール</h2>
<div class="bassui">
<p class="clearfix"><img src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/05/profile_toshiNakayama.jpg" alt="" /> <b>中山俊行（なかやま　としゆき）</b><br />
1962年生まれ<br />
日本にトライアスロンが初めて紹介された18歳のときトライアスロンを始める。<br />
日本人プロ第1号として、引退までの間、長年に渡りトップ選手として活躍。<br />
引退後も全日本ナショナルチーム監督、チームNTT監督を歴任するなど、日本の<br />
トライアスロン界をその黎明期からリードし続けてきた「ミスタート ライアス<br />
ロン」。</p>
<p>【主な戦績など】<br />
第1回、第2回　宮古島トライアスロン優勝<br />
第1回、第2回　天草国際トライアスロン優勝</p>
<p>1989年から8年連続ITU世界選手権日本代表<br />
アイアンマン世界選手権（ハワイ・コナ）最高順位17位（日本歴代2位）<br />
初代・全日本ナショナルチーム監督<br />
元・チームNTT監督<br />
元・明治大学体育会自転車部監督</p>
</div>
</div>
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		<title>第76回コラム「近くて遠い、短くて長い、それが勝負」</title>
		<link>https://www.tri-x.jp/3385</link>
		<comments>https://www.tri-x.jp/3385#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 31 Mar 2010 09:40:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[tri-x_admin]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[トシ中山の「渾身の一撃」]]></category>
		<category><![CDATA[オリンピック]]></category>
		<category><![CDATA[ロンドン]]></category>
		<category><![CDATA[佐藤優香]]></category>
		<category><![CDATA[土橋茜子]]></category>
		<category><![CDATA[山本奈央]]></category>
		<category><![CDATA[遠藤達樹]]></category>

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		<description><![CDATA[<img src="https://www.tri-x.jp/article/wp-content/uploads/2010/03/img_6593-tri-x2-100x100.jpg" border="0" alt="" class="fl bdr" />近くて遠い差、短くて長い距離。最後の運命を分けるのは選手自身の心だ。
]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="mainColumn">バンクーバー・オリンピック＆パラリンピックが幕を閉じた。次はロンドンに向けてスポーツ界は動き出す。<br />
さて残念なことに事業仕訳の対象となるなど日本におけるスポーツの地位は相変わらず低い。<br />
普段は全く関心を示さず、オリンピックのときだけ「弱いなー」「ダメじゃん」と言われてしまっては選手が浮かばれない。「日本にはスポーツという文化が無い」と多くの有識者が口にする。<br />
だが文化として認められるまで待っている訳にはいかない。<br />
選手にとっては、今この瞬間こそが最も大切なのだから。</p>
<p>改めて感じること。１位と２位とのはざまにある地上と天空のような大きな空間。<br />
３位と４位との間にあるエベレスト山頂と麓ぐらいの大きな差。<br />
８位と９位との間にある富士山頂と湘南ビーチぐらいの大きな違い。</p>
<p>ときどき勝利の女神は気まぐれに微笑むけれど、基本的に勝つべき選手は決まっている。<br />
その優勝候補と呼ばれる選手の中から最も勇気ある選手が勝利を勝ち取っている。そう、勝敗を分ける要素の一つは勇気だ。</p>
<p>優勝候補と呼ばれた選手が必死になって戦う。入賞候補と目されている選手が一瞬のチャンスをモノにしようと牙を研いでいる。現実問題「自分のベストを尽くします」と言って勝てる選手はごく僅か。圧倒的な差をもっている選手だけが、それを可能にする。本命と目されている選手であっても「挑戦」「必死の冒険」「限界を超える戦い」というリスクを冒してメダルを取りにゆく。４年間積み上げたトレーニングの集大成。その全てを出し切り、本番で更なる力を発揮するためには「勇気」が必要なのだ。</p>
<p>そして次に求められるものが「運」。確かにこれは不確定な要素。<br />
だが、この「運」を呼び寄せることも必要となってくる。これは人間の力ではどうしようもない。清く正しく生きていても恵まれない場合もある。<br />
悪人であっても運に恵まれることもある。だが確率の問題として、どちらに「運」は味方するだろうか。どちらに「運」は寄ってくるだろうか。我々は可能性を高めるためであれば、あらゆることをしなければならない。「運」を呼び寄せるなど非科学極まりない。</p>
<p>しかし、それすらもメダルを獲得するのに必要なことであれば、そのための努力もしなければならないのだ。感謝の気持ち、謙虚な気持ちがなぜ必要なのか。考えれば判るはずだ。</p>
<p>そして「生きざま」。タイム競技においては０．１秒に満たない差で決まったレースが何回あっただろうか。<br />
その瞬間に、順位を分けた理由は何であろう。実力の差ではない。普段の過ごし方、考え方、競技に賭ける想いが、その瞬間の勝敗を決める。<br />
まさに、その選手の生きざまが、あの瞬間に順位となって表れるのだ。レースでは、タイムが同じでも順位は分かれる。非情にして最も判り易い決着がつくのだ。</p>
<p>オリンピックとは超人同士の争い。どの選手も自身の国では超人と恐れられていた選手ばかりだ。その超人たちが死に物狂いで目指すのがオリンピックのメダル。数字にすれば本当に僅かな差でしかない。だが僅かに見えるその差が実は途方もなく大きく、途方もなく遠いことを理解しているだろうか。そのことを理解できない選手は勝利を握ることはできない。<br />
近くて遠い差、短くて長い距離。最後の運命を分けるのは選手自身の心だ。</p>
<div id="attachment_3387" style="width: 310px" class="wp-caption alignright"><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/03/img_6522-tri-x.jpg"><img class="size-medium wp-image-3387" title="img_6522-tri-x" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/03/img_6522-tri-x-300x225.jpg" alt="（写真１）" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">（写真１）</p></div>
<p>（写真１）東京都の認定記録会。男子４００ｍはすでに３分の世界に入っている。遠藤達樹が認定記録会で３分５９秒を出す（写真・右）。田山は４分１１秒（写真・左）。このタイムが世界で戦うための標準的なタイムだ。</p>
<div id="attachment_3392" style="width: 310px" class="wp-caption alignright"><a href="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/03/img_6593-tri-x2.jpg"><img class="size-medium wp-image-3392" title="img_6593-tri-x2" src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/03/img_6593-tri-x2-300x225.jpg" alt="（写真２）" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">（写真２）</p></div>
<p>（写真２）女子の若手選手も躍進著しい。５０００ｍを１７分３０秒で当たり前のように走る。世界選手権シリーズへの出場を望むならば最低このタイムが求められる。左から、山本奈央（U23）、佐藤優香（ジュニア）、土橋茜子。</p>
<h2 class="w_02">中山俊行プロフィール</h2>
<div class="bassui">
<p class="clearfix"><img src="https://www.tri-x.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/05/profile_toshiNakayama.jpg" alt="" /> <b>中山俊行（なかやま　としゆき）</b><br />
1962年生まれ<br />
日本にトライアスロンが初めて紹介された18歳のときトライアスロンを始める。<br />
日本人プロ第1号として、引退までの間、長年に渡りトップ選手として活躍。<br />
引退後も全日本ナショナルチーム監督、チームNTT監督を歴任するなど、日本の<br />
トライアスロン界をその黎明期からリードし続けてきた「ミスタート ライアス<br />
ロン」。</p>
<p>【主な戦績など】<br />
第1回、第2回　宮古島トライアスロン優勝<br />
第1回、第2回　天草国際トライアスロン優勝</p>
<p>1989年から8年連続ITU世界選手権日本代表<br />
アイアンマン世界選手権（ハワイ・コナ）最高順位17位（日本歴代2位）<br />
初代・全日本ナショナルチーム監督<br />
元・チームNTT監督<br />
元・明治大学体育会自転車部監督</p>
</div>
</div>
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