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Hello Everyone!
お久しぶりです。
日本はだいぶ暖かくなったようですね。
イギリスもまあまあです。春はウキウキしますね。特に、イギリスの冬は、いつもどんよりと雲がかげり、朝7時半まで真っ暗、4時になると日が暮れてしまう。
今は夜9時になっても明るいのです。
だからイギリス人は春を本当にうれしく思います。緑が豊かなところにいくと心が弾むのです。
スポーツをする人口も一気に増えます。
さて、前回の報告は沖縄マラソンでした。今日はロンドンマラソンのご報告です。
日本では宮古島、石垣島、サイパンではTAGAMANなど日本のトライアスリートには馴染み深いトライアスロンがたくさんありましたね。
日本で石垣島トライアスロンがあった週末、イギリスではロンドンマラソンが開催されました。
私はこの6ヶ月、このロンドンマラソンのために真剣に練習をしてきました。
過去五年間、45歳以上で2時間30分を切った人は世界で数名です。
この記録を達成しようと意気込んでいました。
正直、仕事をそっちのけで会社のスタッフや家族のみんなにもかなり協力してもらいました。
数え切れないほどのロングラン、インターバルトレーニング、マッサージ...。
多くの友達からも応援され、大会スタート30分前には100人くらいの人から応援メッセージが届きました。
徐々に調子は上がってきました。
4週間前、調整で出場した4月上旬のレディングハーフマラソンでは1時間11分を出しました。
2週間前に出場した10マイルレース(16kmちょっと)でも去年よりも4分速いタイム54分で走りました。
最後の週のインターバルでもかなりのスピードが出るようになってきました。
ただ、不安だったのは足の付け根の痛み。
沖縄マラソンで発覚した怪我です。
沖縄マラソンでは30キロ地点で痛みが発生しました。
この怪我が何とか持ちこたえるよう、願わくば完治するよう、必死でマッサージ、治療に通いました。
しかし、4週間前に出たレディングハーフマラソンでは鈍い痛みが16km地点で発生。
最後の5kmは怪しい痛みを抱えながらゴールしました。
そして、2週間前に出た10マイルレースでは鈍い痛みが14km地点で発生。最後の2kmは悪化させずよう、速度を落として走りました。
そしてロンドンマラソンでは。。。
10km地点を32分で軽々と通過。
「心臓は楽だし、足も軽い。」
(写真参照:楽な顔の方:写真は8マイル地点)
しかし、鈍い痛みが10km地点で発生。
「あと32kmある。このまま鈍い痛みのまま何とか持ちこたえてくれ。」
と思ったのも長くは続きませんでした。
16km地点で激しい痛みに変わりました。それから20km地点では速度を落とさないと走れないくらいの痛さ。
痛むを足をひきづりながらでないと、走れない状態になってしまいました。
そこで速度を落としました。いろいろなことを考えました。
「私の目標はあくまでも2時間半を切ること。このまま3時間かかって走っても、怪我を悪化させるだけだ。私にはまだ今シーズン夏の目標がある。りえ子がこの先応援してるからそこまでジョグをしてリタイアしよう。」
そして25km地点手前、りえ子が待っていました。
私のつらそうな顔を見たらりえ子が止めました。彼女は私が何を考えてるかすぐに察しました。(写真参照)
そして、私には今日までなにも言わなかったけれどもこの怪我が早いうちに発生してゴールできなくなることをかなりの確率で起こることを予想していたそうです。
だから理性的な判断をして私がストップしたことを褒めてくれました。
この6ヶ月本当に賭けてきたことを考えると本当に悔しく、しばらくぼっーとしていましたが、すぐに考え方を変えることにしました。
ゲブレシラシエもマラソン世界記録を出す前に何度もくじけました。
4年間、オリンピックのために練習を積み重ねてきたのぐちみずきもスタートラインさえ立てなかった。
スタートラインに立てた土佐礼子さえ怪我でゴールできなかった。ゴールできたポーララドクリフさえも満足に走れなかった。
こんなプロがついていても完璧に調整することができない。マラソンは奥の深い競技であることを改めて感じました。
しかし、こんなに賭けてきたこの6ヶ月の練習の過程事体を私は心の底から楽しむことができました。
過去3年間ぐらい仕事が忙しく、まともに練習や競技をしていませんでした。
久しぶりにランニングの本格的な練習に取り組めたこと、仕事をしていてオフィスに閉じこもっていてはできなかったインターバル練習をする友達に出会えたこと、
練習を始めたことでしばらく連絡を取っていない友達とまた会話を始めたこと日本に帰国した際に、真っ青な空の下、荒川沿いを無心になって走ったこと、そのすべてに興奮を感じたし、過去6ヶ月間を振り返ったら楽しいことばかりだった。
その過程がすべて楽しかったのです。
練習の点から言えば、この6ヶ月のいわゆるベーストレーニングは今年の夏の目標達成にも大いに役立つのです。
だから私はすでに次の目標に切り替えました。
それは、3000m、5000m、10000mで45歳以上の世界記録を達成すること。
これから距離の短いスピード練習に切り替えていきます。
激しい痛みがでた20km地点でスピードを落としたためそこまで怪我は重傷にいたっていないので、また走り始めました。
あれから2週間たったけれど、これからの作戦は「私の基本」に戻ります。
その「基本」とは、毎日走らない。心肺機能は自転車、スイムで保つ。元トライアスリートである私の練習の秘訣です。
前にも言ったかもしれませんが、我が家には5人の人間が住んでいます。みんなアスリート。
ふと周りを見回すと、ルームメートのニックはアキレス腱の損傷、ランダは太もも、マイクマーティンはスネの痛み、りえ子は膝の痛み。そして僕は足の付け根。
これを読んでいる人も怪我をしているかもしれないですね。
怪我をしている人も、悲観的にならないでください。
スイムもあるし、自転車もある、両方嫌いな人には、アクアジョグもあるし、弱いところのウェイトトレーニングをするいい機会にもなります。
面倒くさくてストレッチをしていなかった人にはストレッチ、マッサージの重要性を知る機会となります。
怪我を次のステップと考えてみなさん、今シーズンもがんばりましょう。
来年もロンドンマラソンに出るつもりです。
このたびは自分のことばかり述べてしまったので次回はロンドンマラソンのすごいところを紹介します。
それではまた来月!
Best regards,
Rieko Trees
【写真/文 Tri-X編集部】