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「中国アドベンチャーレース」レポート@
MSPO編集部兼トライアスリート:飯田忠司
写真:亀田正人
10月14日〜16日の3日間をかけて中国で,行われたアドベンチャーレースの参戦記です。
大会まで(2005年10月11日〜13日)
9月上旬、大学時代のトライアスロン仲間であり、現在「侍魂」というチームで世界を舞台に活躍しているアドベンチャーレーサー、佐藤佳幸から突然連絡があった。
それは10月に中国で開催されるというアドベンチャーレース出場の誘いだった。
丁度、早めのオフシーズンを過ごしていた矢先であった為、「オフトレがてらの出場もいいな。」と即出場を決めた。そして出場決定の意思を伝えた次の日にはメンバーが決まった。
日本チームのメンバーは、キャプテン佐藤佳幸、飯田、トライアスリートである道向修さん、シドニー五輪トライアスロン女子日本代表、大内(旧姓:細谷)はるなさんの4人。これに、駆け出しのフォトグラファー、亀田正人君の総勢5名での旅となった。
どういうわけか「元」を含めトライアスリートばかり・・・。

肝心の大会に関する情報はFAXがたった4枚。そこには読み取れる情報は
○中国登山協会がこの大会を主催。
○中国の重慶、武隆という場所で行われる。
○1チームの構成は男子3名、女子1人でなければならない。
○3日間のレースで距離、内容、それに必要な持ち物が記載。
○海外チームには担当者がつき、渡航、大会期間中の費用は全て大会側が負担。(つまり招待。)
○賞金レースであること。
ということであった。
しかし大会や現地に関する情報があまりにも少ない事と、飛行機の関係もあり、日本チームは大会側が定める集合予定日の13日より早めの11日に中国に入る事になった。
11日昼にまだ完成して間もない、中部国際空港に集まり、中国へ向けて飛び立つ。
重慶空港までは、中部国際空港から直行便が出ており、上海を経由し約5時間かかる。
又、一口に重慶市といっても、日本でいう「市」の概念とは少し異なる。97年に四川省から分離し、中国4番目の直轄市となる。人口は約3,000万人。その面積は約80,000kuと、とにかくその規模は大きい。
重慶市は中国南西部に位置する。三国志の劉備が築いた国、「蜀」の成都まで300kmほど。日本からみると、地理的にも中国の奥地というイメージがつきまとい、さぞかし田舎であるだろうなと思っていたが、どうしてどうして、到着した夜の空港付近はまるでラスベガスのような煌びやかなネオンに溢れ、それは空港からタクシーで1時間近くもかかったホテルのある繁華街でもそれは衰えることなく、高層ビルが立ち並び、溢れんばかりの人が行きかい、その街の姿は、日本の新宿などとまるで変わらない様子だった。あまりの発展ぶりに失礼ながら、いきなりカルチャーショックを受けた。
12日昼過ぎに重慶空港に舞い戻り、大会関係者と待ち合わせ、大会側が用意するホテルへと向かう。大会は、重慶市の、いや中国の中でも重要な観光県として位置づけられている武隆県で行われる。
こちらのホテルには重慶空港からバスで揺られること更に約3時間。高速道路も整備されているが、お世辞にも道路はあまり綺麗とはいえない。地方に行けばいくほどガタガタ道が多いし、ノンストップ。疲れた。夜にようやく武隆の大会オフィシャルホテルと言うべき「宏福飯店」に到着した。
ホテルは3星級で、大会名が書かれた大きな垂れ幕があり、なかなか豪華な歓迎ぶり。
部屋も想像していた以上のグレードのものであった。
大会側の力の入れようが窺える。
13日は、チーム登録を済ませ、バイクのセッティング。夕食を兼ねた軽い式典があった後、全出場チームが集まり、説明会。
ちなみにマウンテンバイクは、今大会では大会側が用意してくれるという大変ありがたい事だったが、用意されていたマウンテンバイクは想像していたとおりのセッティングが困難なもので、「まあみんな条件は一緒なのだから。」と言い聞かせるしかないなという程度のグレードのものであった。 
また、依然として不明な点が多かった、大会の概要も次第に明らかになった。
今回のレースは実は第3回大会で、大会名は
The "taiji cup" international Mountain Outdoor-sports Challeging,Wulong,Chonqing,China,2005(Wolong=武隆 Chonqing=重慶)
・・・な、長い。
海外からはニュージーランド、オーストラリア、マレーシア、ロシア、韓国、日本、ルーマニア、(結局、ルーマニアチームは出場せず)、台湾の8チーム、中国国内から12チームの全20チームで争われることになった。
しかし、競技説明会は、なんと中国語オンリー。パワーポイントを使って地図などを映し出して、丁寧に説明してくれているようだが、こちらの文字も英語と中国語なのでいまいち全容がつかめず。肝心な部分は中国語であったため、隣のニュージーランド人もお手上げのポーズをとっていた。

しかし、通訳の人を介すると、事前にもらったFAXに記載されていた内容と、その距離、内容に微妙な違いがあった。実はこの説明会はかなり重要だった。
馬に乗るセクションがあるなんで一言も書いていなかったじゃないか・・・。
さすが海外、そして中国。
しかし今更そんな事を嘆いても仕方がない。部屋に戻り、メンバーで各日の競技内容の確認と初日の準備を終えて、明日の初日に備えた。
続く。
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