今後の展望
競技活動について
毎年、すべてのレースが終わると、翌年の活動についていろいろ考えます。「来年はどのレースに出ようか」と思いを巡らせることは多くのみなさんと同じ楽しみだと思います。しかし私の場合は、結局のところいつもと同じ、招待していただくレースにだけ出ることになるのですが。
というのもアルバイトの稼ぎが少ないので、トライアスロンに使えるお金が限られています。招待していただければ、費用が少なくて済むということもありますが、ご縁があってご招待いただいていると思うので、最優先で出場するようにしています。
ご招待くださるレースは遠方が多いので自費で参加するのは私にはむずかしいです。もし招待いただけないと出場できないので、「このレースに参加するのも今回で最後かもしれない」というつもりで、悔いのないように最善を尽くしたいと思っています。
どのレースにも正面から向き合うように心がけています。正面から向き合えば、どれもやりがいのあるレースばかりです。宮古島が自分にとってはアイアンマンハワイだと思って最高の状態で臨むようにしています。また皆生が自分にとってはアイアンマンジャパン、徳之島大会が佐渡のロング日本選手権だと思って、それぞれ強い気持ちでレースしています。
自分でお金をちゃんと稼いで、アイアンマンジャパンや佐渡のロング日本選手権など、ロングの選手としてアピール度の高いレースに出るべきだとも思いますが、今のところは、招待いただくレースに出場するだけで体力的に精一杯です。
トライアスロンを続けていれば、いつかはハワイに行くチャンスがまた来ると信じています。世界で一番好きなアイアンマンハワイに出られるそのときには最高のパフォーマンスができるように、準備を続けていきたいと思います。
いつもと変わらないレーススケジュールであっても、夢と希望は持っています。「宮古島では50歳で迎える30回大会までトップ10入りし続けること」や「皆生大会であと3回優勝すること」が具体的な目標です。さらに本当に夢の夢ですが、トライアスリートとしては一度でいいから、お台場での日本選手権に出てみたいです。
そのためにも、スイムはなんとしても速くなりたいし、バイクもランも速くなりたい。
もしできることなら、スイムの練習環境を改善し泳ぎを根本的に見直したい、エアロ形状のバイクに乗りたい、シマノの電動システムを使いたい、エアロヘルメットもかぶってみたい(もし入るものがあればですが)、より練習に集中できる後ろ盾がほしい、とか言い出したら止まりませんが。
現実問題
シーズン中はその日の練習、その日の仕事のことで精一杯なのでうっちゃっていますが、シーズン後は現実問題と向き合わざるを得ません。トライアスロンに関しては、何も怖いものはないのですが、生活問題は大きな悩みです。学習塾とスポーツクラブのアルバイトで稼ぐというこのままの生活でいいのか?もっとやるべきことがあるのではないのか?
身近な人はわかっていますが、私にはビジネスセンスがありません。自分の能力をどう発揮したらいいのかいまだにわかりません。
これからも相変わらず「カラダで勝負!」
おかげさまで9月に46歳になりました。未だにアルバイトで食いつなぎ、毎日体を動かしてさえいればハッピーな私はかなり特異な人間だと自覚しています。世の中の40代のみなさんは、職場での責任が増え、家族のこと、地域社会の付き合いなど、大忙しだと思います。
同時代を過ごしたトライアスリートの多くは指導者になったり、トライアスロン関連の事業を起こしたりして、トライアスロンのために活動しています。私ひとりが現実から逃げ続けているように感じますが、ひとりぐらいレースに出ている人間がいてもいいかなと思っています。後々ツケを払うことになると思いますが。
自分の競技活動のことだけを考えると、自分だけが『Super G3』になって、まわりの人はヨボヨボのじいさんになってくれたほうが都合いいのですが、社会全体の身体運動レベルを底上げしたいというのが、私のもうひとつの夢です。
身体運動レベルが上がれば、生産性が上がると思いますし、医療費も削減され、精神的な健康レベルも上がり、社会の諸問題も減るのではないかと思います。
私自身は、高岡英夫氏の「ゆる理論」や「身体意識論」と出合ったことで、目指すべき方向を得、トライアスロンに夢と希望を持って取り組み続けることができています。身体運動レベルを底上げするために、私を救ってくれた「ゆる体操」「身体意識論」の普及に仕事として携わりたいと思っています。
高岡英夫氏の「ゆる理論」や「身体意識論」は、世の中の常識から考えると信じがたく、どうしても宗教っぽさ感じてしまうかもしれません。それは私も否定しません。健康雑誌などにはいろいろな健康法や体操法が紹介されて、その中には効果が出るものもあると思いますが、私が経験した中で、身体運動レベルを底上げするための最高の方法はゆる体操でした。こういうことを書けば書くほど、健康器具やサプリメントの販売みたいだと感じるかもしれませんね。
問題はゆる体操を指導するには、資格が必要であることです。この資格を取るには講習を受け、試験をパスしなければなりません。時間はなんとかなりそうですが、お金がかかります。できるだけ近いうちにそこをクリアし、『Super G3 計画』を自分だけのものとせず、日本全国『Super G3化 計画』にしたいと思っています。
そうなったらすごいですよ。そこいらじゅうに変人だらけになって、ということではなく、50歳代でも9時間を切らないとアイアンマンハワイの出場権を得られない、なんていう時代がくるという意味です。


今後の展望・・・『Super G3 計画』を自分だけのものとせず、日本全国『Super G3化 計画』にしたいと思っています。
