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藤原裕司の「トラ・トラ・トラ」

Vol.3:適応期とは?

適応期には、身体中の細胞が順調期に使って不足した栄養成分を取り込もうとします。身体に栄養を貯めこもうとする同化作用が高まります。身体も精神も出し切った状態なので、特に身体に対して悪いことをしていなくても、体調が低下します。そのため外からの刺激、たとえば運動、ストレス、細菌・ウィルスなどに対して、いつもどおりに対処する余裕がないため、風邪をひいたり、寝違えたり、関節が痛んだり、イライラしたり、さまざまな不都合な症状が出ます。

適応期には何をしてもいい結果は出ない

適応期にはいい結果は出ない

順調期終盤のピークが高ければ高いほど物質代謝が行なわれ、身体の栄養成分の不足度が高いので、回復するのに日数を要します。
身体は栄養成分を取り入れようとするので、太りやすくなります。いつもの食事では満足感が得られなかったり、普段はおいしく感じている食べ物がおいしくなかったりします。この時期にダイエットを行なっても失敗する確率が高くなります。
適応期には体力だけでなく集中力、思考力、判断力も低調なので、重要な仕事や試験、会議なども注意が必要です。実際には適応期に無理をしなければならない仕事や責任があると思います。そんなときに、「今自分は適応期だから」という理由で片づけられないと思います。しかし適応期で体調が落ちていることを自覚せずに無理をするのと、適応期であることを自覚した上で対処するのとでは、その後の反動に違いがあるように思います。

これまでに経験したことがない新しい刺激や、しばらく経験していなかった刺激を与えないようにします。新しい食事法やトレーニング方法を取り入れたりするのは、適応期が過ぎてからにしましょう。新しいサプリメント、薬、化粧品などを使い始めるのも適応期を外しましょう。適応期には何をしてもいい結果は出ないので、たまたま適応期に始めたせいでかえって体調が悪化し、自分には合わないと感じてしまうでしょう。新しいシューズを下ろしたり、バイクのポジションを変えたりするのも、適応期を外しましょう。大会に出場するのと同様に、献血や手術など身体に大きな負担がかかることも避けましょう。

進級、就職、転職、引越しなど、環境が大きく変化するような場合、最初からすべてうまくやろうと頑張らずに徐々に慣れればよいというぐらい気構えで臨むほうがいいでしょう。
適応期に初対面の人に会うと、その人の印象がよくなく苦手意識が芽生えます。2週間後に会うと、とても気の合う人に感じたります。デートや商談などでも相手が適応期の場合、こちらのペースを押し付けると、印象を損なう危険があります。

藤原裕司プロフィール

藤原裕司の「トラ・トラ・トラ」

藤原裕司(ふじわら ゆうじ)

1963年9月21日生まれ(46歳)、岩手県出身 栃木県那須塩原市在住。
筑波大学第1学群自然学類卒業後、石油開発会社に就職するも、トライアスロンがやりたくて3年で退職。 トライアスロン歴24年(初トライアスロンは1985年、大学4年生のときのアイアンマンジャパンびわ湖)。

トレーニング談議とアメリカ映画が大好きで、自動車のハイビームとタバコが大嫌い。
現在はGENKI塾(大田原市黒羽)での中学生への学習指導とパインズスパスポーツクラブ(大田原市中央)で水泳を指導しています。

【主な競技成績】
アイアンマントライアスロン世界選手権(ハワイ島) 最高順位 24位(1996年)
アイアンマンディスタンス最高記録 8時間39分59秒(1996年のオランダ選手権)
全日本トライアスロン宮古島大会 トップ10入り13回(最高順位は1996年の4位)

【優勝経験】
全日本トライアスロン皆生大会(1995、1996、2000、2001、2006、2008、2009、2010年)
グレートフロリディアントライアスロン(アメリカ 1996年)
日本海オロロンライントライアスロン(2000年)
トライアスロン伊良湖Aタイプ(2002年)
トライアスロンin徳之島(2003、2008年)
はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン(2008年)

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